猫のうんち処理袋・防臭袋6製品を比べた|BOSは本当に必要か、まとめ買いはどれが正解か

グレーの布の上で丸くなっている三毛猫
Photo by Tim van der Kuip on Unsplash
PR本記事はアフィリエイト広告(楽天アフィリエイト)を利用しています。掲載順位や評価は報酬額で操作していません。詳細

ゴミ箱を開けた瞬間の、あの「うっ」

猫を飼っていると、だいたい夏に一度は諦めの気持ちになります。

うちは2匹で、砂かきのあとに固まったウンチをスコップですくうのが1日2〜3回。ペットシーツ用の袋にまとめて、フタつきのゴミ箱に入れて、それでも夕方に帰宅してリビングのドアを開けると、なんとなく空気が重い。ゴミ箱の中身ではなく、部屋全体がうっすら猫トイレの匂いになっている感じです。

さらに厄介なのが、収集日が週2回しかない地域だと最大4日ぶん溜め込むことになる点。マンションの共用ゴミ置き場まで持っていく途中、エレベーターで人と一緒になると、こちらが勝手に気まずくなる。

そこで行き着くのが「防臭袋」です。ただ、通販サイトには似た商品が大量に並んでいて、200枚で1,000円のものと、200枚で3,000円近いものが同じ検索結果に混ざっている。この記事では、実際に使ってきた立場から、その差がどこにあるのかを整理します。

先に言っておくと、この記事が向いていない人

無駄に読ませたくないので、最初に外します。

選ぶときに見るべき基準は、たぶん3つだけ

基準1|1枚あたりの単価と、使う頻度が釣り合っているか

猫1匹なら1日1〜2枚、2匹なら2〜4枚。多頭飼いだと月に100枚前後は消えます。

ここで単価が効いてきます。ざっくりですが、高価格帯は1枚あたり10円台、中価格帯は5〜8円、量重視のものは3〜5円といったレンジ。月100枚使うなら、月あたり1,000円と400円の差になります。

「トイレ掃除には安いほう、来客前や旅行のときだけ高いほう」と使い分けている人はけっこう多いです。私も結局そうなりました。

基準2|サイズが用途に合っているか(SSは想像よりかなり小さい)

ここで失敗する人が本当に多い。

猫用としてはSSが推されがちですが、「固まった砂ごとすくって捨てたい」派だとSSでは口が狭くて手が汚れます。1日ぶんをまとめて1枚に入れたいならM。ここは自分の掃除スタイルから逆算したほうがいい。

基準3|結び口の作りやすさと、中身の見えにくさ

意外と差が出るのがここです。

袋の材質が硬いと、片手でスコップを持ちながらもう片手で結ぶのが地味に難しい。柔らかすぎると今度は薄くて不安になる。マチや口の広さ、箱型パッケージで1枚ずつ引き出せるかどうかも、1日3回使うなら地味に効いてきます。

あと、半透明で中身が見えにくいタイプは、共用ゴミ置き場や職場での処理を考えるなら安心材料になります。

比較表

← 横にスクロールできます →

商品主なサイズ・枚数単価の傾向特徴向いている場面
BOS ネコ用 SS 200枚×2 SS/400枚高め
10円台〜
医療向け由来の素材をうたう定番。カラーは水色匂いに一番シビアな人、来客・旅行
Freshguard SS〜LL/1〜2個 6色から選択可、半透明、箱型で1枚ずつ取り出せるインテリアに置きっぱなしにしたい人
トジコ SS〜L/90〜200枚・1〜5個中〜安 セット数を細かく選べる。猫砂・生ゴミ兼用消費量が読めない人、多頭飼い
においバイバイ袋 M M/180+20枚 Mサイズ200枚で送料無料。まとめ処理向きシーツごと1日1回まとめる派
臭わない袋(犬用) SS202・S202・M90安め スコップが入れやすい口の作りすくってそのまま捨てたい人
防臭袋 220枚入 SS〜LL/90〜220枚安め 大容量。ハムスター・フェレット等にもとにかく枚数が要る人

※価格・仕様は変動します。購入時に必ず商品ページで確認してください。
※「単価の傾向」は執筆時点のセット構成からならした目安で、セールや選ぶサイズによって上下します。

商品ごとのレビュー

1. BOS ネコ用 SSサイズ 200枚×2個(水色)

良い点この分野の基準になっている製品で、迷ったらこれ、という立ち位置なのは確か。うちでは真夏に3日ぶん室内に溜めた状態で試したことがありますが、ゴミ箱のフタを開けるときの覚悟が要らなくなったのは大きかったです。1個200枚が2個で400枚あるので、猫1匹なら半年以上もつ計算。

気になる点単価がはっきり高い。他社の量販タイプと比べると2〜3倍になることもあります。またSSサイズ固定なので、砂ごとまとめて捨てたい人には小さい。袋自体は柔らかめで、結ぶのは楽ですが、しっかり空気を抜いて結ばないと性能が生きません。

向いている人ワンルームや寝室近くにトイレがある人。来客が多い人。旅行や帰省で車内に持ち込む可能性がある人。

2. Freshguard 防臭袋(SS〜LL/6色/箱型)

良い点箱型で1枚ずつ引き出せるのが日常使いでは効きます。トイレの横に置いても生活感が出にくい色を選べるのは、地味に続けやすさに関わる部分。サイズ展開が5種類あるので、SSとMを併用する運用がしやすい。

気になる点色や在庫の組み合わせで価格が動きやすく、「同じ商品なのに買うたびに値段が違う」ことがあります。半透明なので、中身の輪郭はうっすら分かります。完全に見えないわけではない。

向いている人リビングに猫トイレがあって、袋のパッケージを隠したくない人。サイズを使い分けたい人。

3. トジコ うんちが臭わない袋(SS〜L/90〜200枚/1〜5個)

良い点セット数を1〜5個で選べるのが、この製品のいちばんの強み。初回は1個で試して、合えば5個まとめ買い、という買い方ができます。猫砂・ペットシーツ・生ゴミまで用途が広い。

気になる点枚数とサイズの組み合わせが多く、注文画面で選択を間違えやすい。「SSを頼んだつもりがLが届いた」という取り違えは起きうるので、確定前に確認を。防臭力そのものは高価格帯と同等ではない、という感想を持つ人もいます。

向いている人多頭飼いで消費が読めない人。まず少量から試したい人。

4. においバイバイ袋 Mサイズ 180枚+20枚

良い点Mサイズ200枚が送料込みで完結しているのが分かりやすい。ペットシーツ1枚を丸ごと入れられるので、「1日1回、シーツも砂の塊もまとめて1枚に」という運用と相性がいい。1日1枚なら半年以上もちます。

気になる点Mサイズ中心なので、ウンチ1個だけを捨てたいときは袋が余ります。もったいなさを感じる人はSSと併用したほうがいい。

向いている人システムトイレでシーツ交換ごとに処理する人。1日1回まとめ派。

5. 臭わない袋 犬用(SS202枚/S202枚/M90枚)

良い点商品名は犬用ですが、猫砂処理でも使えます。口が広めで、スコップの先をそのまま突っ込めるのが実用的。片手で作業する場面が多い朝の掃除では、この差が効きます。単価も抑えめ。

気になる点名称が「犬用」なので、猫用として検索している人には見つかりにくい。防臭性能は価格相応で、夏場に何日も溜め込む使い方には向かないかもしれません。

向いている人毎日出せる環境で、コストを抑えたい人。すくってそのまま捨てたい人。

6. 防臭袋 SS〜LL 220枚入(90枚・100枚展開あり)

良い点とにかく枚数。220枚入りで単価が下がるので、多頭飼いや、猫以外の小動物(フェレット、ハムスター)も飼っている家庭だと使い切れます。LLまであるので猫砂の全交換にも回せる。

気になる点価格重視のぶん、袋の厚みや結びやすさは上位品ほどではない印象。数日分を室内に置く運用だと物足りなく感じる可能性があります。ロットで質感が変わることもあります。

向いている人消費量が多く、こまめに廃棄できる人。用途を1種類に絞りたくない人。

使い方別のおすすめ

ワンルーム・寝室の近くにトイレがある → BOS。空間が狭いほど、袋の性能差がそのまま生活の快適さに出ます。
リビング置き・見た目も気にする → Freshguard。箱型と色選択は、毎日触るものとしての満足度が違います。
多頭飼いで月100枚以上使う → トジコ か 220枚入りタイプ。単価差が月単位で効いてきます。
シーツごと1日1回まとめる → においバイバイ袋 M。サイズが用途とまっすぐ噛み合います。
朝の掃除を1分でも短くしたい → 臭わない袋(犬用)。口の広さは慣れると戻れません。

いちばん現実的な答えは、併用です。私は「普段は安い量販タイプ、来客前と旅行前だけBOS」という分け方に落ち着きました。全部を高い袋でやろうとすると財布が先に音を上げます。

まとめ

防臭袋選びで大事なのは、たぶん「どれが一番強いか」ではありません。自分が何日ぶん室内に置くのか、そこから逆算するほうが失敗が少ないです。

そして、どの袋にも共通する前提として、しっかり空気を抜いて結ぶこと、袋の外側を汚さないこと。ここを外すと、値段の高い袋でも本来の働きは期待しにくくなります。

匂いの感じ方は人によって違いますし、季節や部屋の条件でも変わります。まずは200枚程度の小さいセットで1か月試して、自分の環境での手応えを見てから本格的にまとめ買いする——それがいちばん損の少ない進み方だと思います。

※本記事は個人の使用感に基づく内容です。効果や結果を保証するものではありません。価格・仕様は変動するため、購入前に商品ページをご確認ください。